医療レーザー脱毛と多汗症との関連
医療レーザー脱毛のよくある質問として、わきの脱毛を行ったときに多汗症になり、わきがが悪化するのではないか、というものがあります。 これについて、医療レーザー脱毛で悪化することはありません。わきにレーザーの照射を行った際に汗腺が刺激され、発汗量が増えるケースはありますが、これは一時的なものであり、継続するものではありません。
ただし、別の要因で発汗量が増えてしまうケースがあります。原理としてはわき脱毛を行うことでわきの手入れを行いやすくなるため雑菌の繁殖を抑えられ、悪臭に対する改善効果が見込めるものですが、わき毛がなくなることで汗が毛に絡まなくなり、流れ落ちるようになります。これにより、脱毛を行ったことでわきの汗が増えているように錯覚することがあります。また、わきを意識しすぎることで精神的なストレスになり、精神的多汗症を引き起こすことがあります。
これを避けるには、医療レーザー脱毛では一時的に汗が増えることはあっても継続するものではないことを理解し、あまり意識しすぎないようにします。もし精神的多汗症になってしまった場合、ボトックス注射によって汗を抑えるとストレスがなくなり、1回利用するだけで症状が改善することがあります。